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下北沢の「タパシエスタ」でみせしょくパーティーを実施しました。
2025年1月、冬休みももうすぐ終わり雲一つない快晴が続く頃、下北沢の「タパシエスタ」へ、都内の児童養護施設の子どもたち5人を招待しました。タパシエスタでは、毎週金曜日にこども食堂を継続して開催しており、昨年の10月で丸2年が経ちました。現在は認知度も徐々に上がり、来店する子どもたちも少しずつ増えてきています。


この活動は、子どもたちの体験格差をなくしたいという想いから、児童養護施設などとお店を繋いで、施設の子どもたちに外食の楽しさを感じてもらうという趣旨で始めた取り組みです。
この施設では一軒家のグループホームが数か所あり、今回はお店から歩いて数分の場所で生活しているユニットの子どもたちを招待しました。
今回開催してくれるのは、バラエティに富んだピンチョスが名物で、ランチはとろとろのチーズがたっぷり乗った人気のキーマカレーや、食べ応えのあるアヒージョなどが楽しめるタパシエスタ。手作りのジンジャーエールやレトロなクリームソーダも人気です。

みんなでゆっくりと歩いて来店した子どもたちは、学校がある日はいつもお店の前を通るそうで「このお店知ってる!いつも前通ってるよ!」と嬉しそうに声をかけてくれました。 カレーを待っている間も、引率の職員さんとみんなで楽しそうに写真を撮りあったり、翌日から始まる学校の話をしたりして楽しそうに過ごしていました。

「お待たせしました」とテーブルにカレーを用意する市川さん。綺麗な黄色いごはんとかわいい器と丁寧な盛り付けを見て、ここでも撮影タイム。撮影が終わったらみんなで「いただきます」をして、ほどなくしてお皿はきれいになりました。 帰り際、子どもたちに「また来てね」とお見送りしながら、お土産に用意した手作りのわかめご飯のおにぎりを手渡して今回のイベントは終了となりました。

「先ずは喜んでくれてよかったです」とほっとした様子の市川さん。当日は他のお客さんの来店もあって「ばたばたしてしまったので、次回はもう少し積極的に子どもたちとも話せれば」とも。
前回の「おおぜき中華そば店」と同じようにタパシエスタも16席ほどの小規模なお店ですが、「特に負担なくできたと思います。喜んでくれるのであれば、また春休みとかに是非できたらいいですね」と充実された様子でした。
引き続き、子どもたちとお店とを繋げていくこのような機会を増やしていきたいと思います。