

CSR ACTIVITIESCSR活動
亀戸の「ごっつ亀戸本店」でみせしょくパーティーを実施しました。
2025年5月10日(土)の夕方、亀戸の人気ラーメン店「ごっつ亀戸本店」へ、都内の児童養護施設で暮らしている中学生と高校生、5人の子どもたちを招待しました。

「超ごってり麺ごっつ」は、現在直営で4店舗を構え、どのお店も昼夜問わずお客さんがひっきりなしに出入りする人気店で、背油の甘味と醤油のコクが口いっぱいに広がるパンチのあるラーメンが特徴です。本店がある亀戸に創業して、今年の4月から17周年に入りました。
代表の加藤さんから連絡があったのは2025年の3月初旬頃。先にみせしょくに参加していた亀戸の経営者仲間である「やきとりさんきゅう」代表の阿久津さんから、みせしょくの活動を知り、ぜひ話を聞きたいということでお店に伺いました。
「私も7年ほどシングルファザーとして子育てしていた経験があるんです」と話してくれた加藤さんは、子どもたちに対して何かできることはないかと考える中で、子ども食堂をやりたいと思っていたそうですが「話を聞くまでどのように始めればよいのか、きっかけのようなものがありませんでした」とも。
「パーティーの活動内容を聞いて、すぐにでも招待したいと思いました。子ども食堂を開催しますと告知しても1人も来ない場合があると思うので、確実に招待できるこの取り組みなら是非やってみたいと思いました。」と加藤さん。店長の太田さんと従業員の水谷さんも、それぞれ子育て真っ最中で「子どもたちが喜んでくれたら嬉しいですよね」と初めての開催を楽しみにしていました。

開催当日。食券機の前で「なんでも食べていいよ」と丁寧に説明する店長の太田さん。実は、子どもたちが来店した時間だけ、お金を入れなくてもボタンを押すだけで食券が出てくる設定にして待っていました。その横で少し緊張した面持ちの子どもたちでしたが、食券を手にして少しずつわくわくした表情に変わっていきました。貸切にした2階のテーブル席へ案内され、談笑しながら間もなく、大きいどんぶりがテーブルに並ぶと、みんなで「いただきます」。声が上がると同時に、店内に一気に湯気が立ち上りました。
子どもたちは、熱々の麺を頬張りながら「麺もチャーシューも美味しい!スープもやばい!」と大喜びで次々と頬張ります。2階には炊飯器も用意してあり、ごはんも食べ放題です。終わってみればスープも飲み干して全員完食。
食後の時間には、加藤さんがカゴに山積みになったたくさんのアイスをテーブルにどんと置いて「好きなだけ食べてね」と声がかかり、歓声とともに一斉に手が伸びます。
最後は、みんなで和気あいあいとゆっくり談笑。帰り際には、加藤さんがお土産を一人ずつ手渡しながらあいさつして今回は終了となるところでしたが、最後に「みんなで撮ろう!」とお店の前で記念撮影をしてお別れしました

至れり尽くせりのおもてなしを用意してくれた加藤さん、太田さん、水谷さん。「喜んでくれたみたいで良かったです。こちらが子どもたちに何かしてあげたいという想いでいたのですが、逆にたくさんの元気をもらいました。開催するごとにブラッシュアップして、より喜んでもらえるようにしたいですね。」と充実した表情で話してくれました。
児童養護施設とお店を繋ぐコーディネート役を私たちが担うことで、このような活動を始めたいと考えている飲食店さんの一つのきっかけにもなっていると、私たちも実感できるものとなりました。今後も丁寧に施設とお店繋いでいきながら、子どもたちに外食を楽しんでもらう機会を増やしていきたいと思います。

超ごってり麺ごっつ亀戸本店
(東京都江東区亀戸6-59-12 酒部ビル)
WEB:http://gottu.jp/