CSR ACTIVITIESCSR活動

「仁」(大井町)でお店のこども食堂が始まります。

大井町駅周辺の喧騒から少し離れた住宅街を歩くと見えてくるのは、クラフトジンを中心に提供する落ち着いたバー「仁」。今回はオーナーのンドカ・ボニフェイスさんと共同経営者の森岡優哉さんにお話しを伺いました。

店内の様子。森岡さん(左)、ンドカ・ボニフェイスさん(右)はお子さんと一緒に。

サッカー好きの方はご存じかと思いますが、ボニフェイスさんは「ボニ」の愛称知られる横浜FCのディフェンダーで、レギュラーポジションとして活躍中の現役Jリーガー。ナイジェリア人の父と日本人の母のもとに生まれた埼玉県出身です。

「トレーニングや試合などでフィジカルを酷使した日は、夜ゆっくり過ごすのも大事かと思っています」とボニフェイスさん。過酷なトレーニングや試合のかたわら、一人でもふらっと来てゆっくりできるような、自分自身が来たいと思えるバーを開店しました。共同経営者の森岡さんとは10年以上の付き合い。二人は日本体育大学サッカー部の同窓生です。
森岡さんは、昼は不動産・イベント運営会社に勤め、夜はこのお店に入ったり 、土日は子どもたちにサッカーを教えたりサッカーの大会・イベントを開催したり、と多忙な日々を送っています。

棚に並んだジン。中には希少な海外メーカーのクラフトジンも。

「もともと子どもが好きというか自分自身も二人子どもがいて。あと、自分自身が子供っぽいところもあるので、子どもと接するのが普通というか、素の自分でいられるというか、子どもに対してはそんな感じがしています。」ボニフェイスさんは、子どもに対してこんな考えを持っていました。

森岡さんは、「自分自身が子どもの時に両親が共働きで、夜一人でご飯を食べることも経験しています。日体大の寮は700 人ほどがいて、大人数で同じ釜の飯を食べる環境がとても楽しかった。現代は忙しく、一人でスマホを見ながら食べることが多いですが、やっぱり大勢で食べることは大事だと感じています。そんな機会を地域に提供したいです」。

お二人は、この地に店を構えたこともあり、大人こども関係なく地域の方に何か還元したいという想いはずっとあったそう。そんな中、みせしょく新聞を見てこども食堂をやってみようと思ったそうです。

ボニフェイスさんは、ご自身で社会福祉協議会などに出向いたりするなどしながら開催の準備をすすめています。また「タンパク質と野菜のバランスがとれた手作りのタコスとかカレーとか、そういうものを提供したい」と話してくれました。

どうしたら子どもたちに楽しんでもらえるか、今は作戦会議中。二人とも店に立ちながら子どもたちの来店を楽しみにしています。


(東京都品川区大井1-41-1)
開催日:未定
参加費:無料
業態:バー
最寄り駅:大井町駅
WEB:https://www.instagram.com/gin_oimachi/

CSR活動トップページ