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「TOKYO CATERING LINK」(品川区不動前)でお店のこども食堂が始まります。

東急目黒線の不動前駅を降りてほど近く、学校や住宅が多い静かな地域で、法人向けの社食やパーティーなどのケータリングを行っている「TOKYO CATERING LINK」。今回は運営会社の株式会社ギブアンドギブ代表、村松さんにお話しを伺いました。

左から。佐々木さん、笹崎さん、櫻田さん、代表の村松さん。

村松さんは、神戸で長年にわたってパティシエを経験したあと、会社勤めをしながら独立準備を進め、かねてからの念願でもあった外食事業を始めました。徐々にレストランのシェフやイベント企画もできる仲間も増えて、今では十数名の従業員もかかえるようになっています。発注も順調に増え続けているそうですが、「もともと、営利活動だけではない食にかかわる活動を何かしたかったのですが、会社が成長するにつれて、そろそろやらなければと、その想いは強くなっていきました」と村松さんは言います。

セントラルキッチンの仕込みの様子。多いときは一度に600食仕込むことも。

そんな時に知ったのがこども食堂のこと。「これだけ豊かな日本でも、給食のない夏休みに食が細くなってしまう子が多くいると知ってショックでした」。そして自身が当社のテナントとしてみせしょくの活動を知ることになり、「物件はもともと仕出し割烹のセントラルキッチンが1階にあり、2階が畳敷きの大きな宴会場で、ほぼそのまま使っています。店舗ではないのでどうしようかとも考えましたが、今は事務所兼倉庫で使っている2階のスペースをうまく利用してこども食堂ができれば」と今回の参加にいたりました。

2階。もともと仕出し割烹料理屋が宴会場として使用していた部屋。

どのような雰囲気のこども食堂にしたいか、村松さんは「祖母が地元の滋賀で駄菓子屋をやっていて、近所の子どもや高齢の人達が自然とふらっと集まって雑談するような場所でした。そんな雰囲気のこども食堂にしたいですね」と話してくれました。

提供する料理は、ランチのケータリングと同じものを予定しています。本格的なシェフが作ったこだわりある日替わりのメニューです。初回はまだ未定ですが、準備ができ次第開催します。最初は試験的に実施して、ある程度目途が付いたら毎週定期的に開催する予定です。

TOKYO CATERING LINK(株式会社ギブアンドギブ)
東京都品川区西五反田5-12-6
開催日:未定
参加費:無料
業態:ケータリング
最寄り駅:不動前駅
WEB:https://www.tokyo-catering-link.com/

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