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渋谷の「焼肉ホルモンうしひろ渋谷店」でみせしょくパーティーを実施しました。
2025年9月7日(日)の夕方、渋谷の人気焼肉店へ、都内の児童養護施設で暮らしている中学生と高校生、5人の子どもたちを招待しました。

「焼肉ホルモンうしひろ」は、新鮮なホルモンと和牛などがリーズナブルに食べられる話題の人気店で、ここ渋谷のほかに新橋にもお店を構えています。また、店員さんが丁寧にお肉を焼いてくれるのも特徴で、部位それぞれに最高の焼き加減でいただくことができます。
お取引先のテナント飲食店さんにお渡ししているみせしょくの資料を見て、店長の池上さんからぜひ話を聞きたいということで伺ったのは2025年の6月の初旬頃。「飲食の事業だけでなく、子どもに関する社会福祉法人の立ち上げも検討していて、ちょうど飲食店を活かしたこども食堂ができないか考えているところでした」。

みせしょくパーティーの話をしたところ、ぜひということで直ぐに開催が決まりました。「従業員の仲間も含めて、こういう活動に直接自分たち自身が触れていくことはとても大事だと考えています」と池上さん。飲食店の運営のほかにも、社会福祉協議会や地域の福祉関連施設などを回っている日々を送っています。
また、「外食は楽しくて他にはない魅力があるものだと思っていて、子どもたちが分け隔てなく外食を楽しんでくれれば、お店をやっている意味とかもより大きいものになるのではと思っています」とも話してくれました。

開催当日。少し緊張の面持ちで「こんばんは」と入店した5人の女の子たち。今日のメニューは和牛のロースやハラミも含めた10種類以上のお肉が提供されるコース料理です。最初は言葉少なでしたが、前菜などが運ばれるにつれ、徐々に会話も弾むようになっていきました。
最初に運ばれたお肉は部位が違う数種類の牛タン。女性の店員さんが手際よく焼いてくれるのをわくわくしながら待っています。焼き上がりをそれぞれのお皿によそってくれて、みんなで「いただきます」と声があがるとほぼ同時に「めっちゃ美味しい!」と歓声が上がりました。次々と提供されるお肉にごはんも進み、みんなでおかわりです。

「お肉のジュースみたい」と声があがったのは白モツ。そのほかにも初めて食べる部位が多かったようで、「楽しい」という声も聞こえるように。和牛ロース、ハラミ、カルビと続いたときは、急に静かになって、目を瞑りながら静かにゆっくり味わう光景も見ることができました。最後の方に壺に入った大きなハラミが登場した時は今日一番の大歓声が。最後には、みんなで〆の冷麺を食べて今日は終了です。

「いろいろな部位を子どもたちには食べて欲しい」と話していた池上さんは、「みんなお腹いっぱい楽しんでくれたようで本当に嬉しかったです」。また、肉を手際よく焼く店員さんの姿がとても格好良かったのもあって、子どもたちが「ここで働きたい!」と楽しそうに話していたのがとても印象的でした。
児童養護施設とお店を繋ぐ「みせしょくパーティー」の活動も今回で4店舗目。子どもたちに外食を楽しんでもらえたらという私たちの想いを、届けることができたのではと感じた、感慨深い回になりました。今後もこのように子どもたちを招待するお店を増やしていきたいと思います。

焼肉ホルモンうしひろ渋谷店
(東京都渋谷区宇田川町37-12 眞砂ビル)
WEB:https://www.instagram.com/ushihiro_official_shibuya/